【12年ぶりのゆず×オーケストラ】一体どうなった!?ゆず晦日の様子をレポート!

ライブ

 2024年12月30・31日に開催されたオーケストラコンサート、ゆず晦日。本記事では、セットリストと共に当日の様子をレポートしていきたいと思います。

セットリスト

  1. ビューティフル
  2. 逢いたい
  3. 地下街
  4. ところで
  5. いこう
  6. タッタ
  7. ドヴォルザーク『新世界』
  8. 雨のち晴レルヤ
  9. イロトリドリ
  10. Hey和
  11. 少年
  12. 夏色
  13. 栄光の架け橋
  14. (encore)ベートーヴェン『交響曲第9番』
  15. (encore)第九のベンさん

コンサートの様子をレポート

 横浜BUNTAIで行われた、ゆず晦日。会場に入ってまず目に飛び込んできたのは、正面のスクリーンに映されたゆず晦日の文字と、ロゴとして使用されていた指揮を取るゆずマンのシルエット。開演前に流れる会場内BGMもオーケストラで、いつもと少し違う雰囲気を感じました。周りのお客さんたちも(人にもよるでしょうが、全体的に)いつものライブよりも静かだったと思います。コンサート開演直前に挨拶と注意事項のアナウンスがあり、一部の楽曲を除いて着席での鑑賞について放送された後、まさかのラジオ体操で早速全員起立を促されました。この即落ち2コマのような展開に、会場全体から笑いが生まれ、少し緊張がほぐれてからコンサートが始まりました。

 登場したゆずさんお二人は、白いスーツ姿。『虹』『ビューティフル』『逢いたい』の演奏が終わると、一旦オーケストラは舞台袖へ去っていき、ゆずさん二人がステージに残ります。MCが始まり、2024年を写真と共に振り返りました。とここで、なんとマルちゃんから緑のたぬきの差し入れがあることが明かされます。コンサートに来た私たちに配られると聞いた時の、会場の盛り上がり方は本当に面白かったです(特に1日目)。MCで解錠の雰囲気が軽やかになると、弾き語りで『地下街』、『ところで』が演奏されました。その後、カホン、キーボード、コントラバスのみが合流し、コントラバスをベースに見立てて『いこう』が演奏されます。弓を使わずに、指で弾かれるコントラバス。このような弾き方をピッツィカートと言うそうです。次の曲『タッタ』ではタンバリンを持ち、さながらライブのように立った状態での観覧。それが終わると、タンバリンをしまいながら体を回転させて着席し、皆さんオーケストラモードに戻ります。ドヴォルザーク『新世界』がオーケストラで演奏された後、ゆずさんが加わっての『雨のち晴レルヤ』。そして楽器紹介へと続きます。北川さんが片手に黒い冊子を持ち、オーボエ、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ティンパニ、チューブラベルが紹介されました。北川さんが楽器の名称と共に説明を添え、そのあとにその楽器だけで短い演奏が入ります。演奏時は北川さんが言葉をはさんだり、岩沢さんが舞台の段差に座っていたり。楽器紹介の後の『イロトリドリ』では、曲の終盤で楽器の音がどんどん重なっていくという、それぞれの楽器の音色を引き立てるような演出がなされます。曲が終わると、観客全員でスマートフォンのライトを点灯し、『Hey和』。ライトをしまって、『少年』。タンバリンを出して起立し、『夏色』が演奏されました。夏色では、いつもライブでおなじみの(図鑑ツアーでも行われている)北川さんのアリーナ乱入イベントは発生しませんでした。『夏色』も終わり、「いよいよ最後の曲です」と北川さん。代表曲、『栄光の架け橋』のお出ましです。オーケストラでの『栄光の架け橋』は、まず前奏でAメロに近いメロディーが奏でられてから、松任谷さんが作った有名なイントロが(確かオーボエで)始まり、歌い出されました。

 曲が終わると、盛大な拍手の中オーケストラを残してゆずさんが退場します。拍手はやがて手拍子に変わり、観客席から贈る詩が聞こえてきました。アンコールです。オーケストラでのベートーヴェン『交響曲第9番』の後、再びステージにゆずさんが登場しました。それも、なんと和装で。そのまま『第九のベンさん』が演奏され、原曲では「ラララ…」だった部分を、曲の最後で北川さんがドイツ語の歌詞で歌い上げました。歌われたのは、恐らくこの部分。

Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium, Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum! Deine Zauber binden wieder, Was die Mode streng geteilt, Alle Menschen werden Brüder, Wo dein sanfter Flügel weilt.

(演奏中、ステージのスクリーンに歌詞が弾幕のように表示されていたので、その記憶を頼りに推測しています。もしかしたら違うかも知れません。)

 最後に赤と白の銀テープが舞い、公演が終了しました。

ゆず晦日開演前
ゆず晦日終演後

ゆず晦日、放送決定!

 いかがでしたか。ゆず晦日12/31の様子は、2025年2月16日に、日テレプラスで独占放送が決定しています。今回行けなかった方、もう一度観たい方には大チャンスではないでしょうか。特に私にとっては、MCを正確に記憶できている自信が無いために、めちゃめちゃ面白かったMCをこのレポートに載せられなかったので、2月16日を待ち遠しく思うばかりです。

[日テレプラス]YUZU Orchestra Concert 2024 ゆず晦日https://www.nitteleplus.com/program/yuzumisoka2024/

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