【ユーミン・ゆず・あいみょんの音楽とラジオ】ゆずまとめ

「ゆず」について

 ニッポン放送開局70周年特別番組「笑顔にナーレ!ユーミン・ゆず・あいみょんの音楽とラジオ」が、2024年7月15日に放送されました。ゆずさんに焦点を当てて内容をまとめましたので、「ラジオを聴く時間・機会が無い」という方にも、興味を持って頂けたらと思います。

仲良くなったきっかけ

 まず最初に、ゆずさんと松任谷由実さん、あいみょんさんと仲良くなったきっかけについてトークが交わされました。

 松任谷由実さんとは、お台場のニッポン放送で初めてお会いしたそうです。ゆずさんにとっては、ニッポン放送もこれが初めて。実はゆずさん、あの時に松任谷由実さんが来ることは伏せられていたらしく、北川さんはその状況を「謎のドッキリ」と評していました。番組の最後に路上の生演奏をすることになり、松任谷由実さんの前で緊張のせいか、これまでにないくらい「ギターの弦が切れまくった」と、当時の思い出が語られました。

 あいみょんさんとはちょこちょこお会いする機会があり、北川さんに関してはライブに行ったこともあるようです。また、2024年の新年会に、北川さん、松任谷由美さん、あいみょんさんは集まっていたことが分かりました。

ラジオで聞いた思い出のある音楽、ラジオで流れてきて好きになった曲

 このラジオ番組のトークテーマの1つです。それぞれが楽曲を挙げ、それにまつわるエピソードを話していきます。松任谷由美さん、ゆずさん、あいみょんさんが紹介していた楽曲を、表1に示しました。

表1 ラジオで聞いた思い出のある音楽、ラジオで流れてきて好きになった曲

 『栄光の架け橋』についてのトークでは松任谷正隆さんとの音楽制作エピソードが飛び出し、『いちご』に関してはあいみょんさんに「明るくてかわいいインパクトが忘れられない」「ラジオで聞けたら元気が出る」と言われていました。

 また、ゆずさんが選んだ曲とその理由についてのトークも必聴です。

ゆずさんの選曲理由

 『ハッピーニューイヤー』が選ばれた理由は、かなり意外なものでした。クリスマスの寂しいシチュエーションには耐えられると言う、ゆずのリーダー北川悠仁。しかし一人のお正月、タクシーに乗っていた際『ハッピーニューイヤー』が流れ、そのままタクシーの中で「おいおい泣いてた」そう。「もともと好きだったんですけど。これ、名曲です」と括りました。そして、『君はロックを聴かない』については、北川さんたちの世代が17・18歳のときによく聞いていた曲の雰囲気が詰まっていると話します。最後に『スローバラード』。小さい公園の片隅の曲なのに、パワフルにバラードとして歌えるところが好きだと仰っていました。

 また、岩沢さんが『裸の心』を選んだのは「あいみょんが、ちょっとだけあいみょんを教えてくれた」から。そして、『ひこうき雲』については、古き良き音質に言及していました。この曲を16歳のときに作った松任谷由実さんが「自分のなかに、中二病みたいな」「そのまま止まっているとこある」と話すと、「それ無くしたらだめだと思います」と岩沢さん。岩沢さんは、曲の中に作者自身が映り込むような楽曲を選んでいると思いました。『雨ふり道玄坂』については、語る前から「ちょっとこれ、喋らせてもらっても良いですか」とかなりノリノリ。ラジオで聞いた衝撃の曲だそうで、道玄坂というワードが良いとの事。何か起こると思わせつつ、それを「生で言わずに、道玄坂で捻じ伏せる感じが、大好きです」と語っていました。

 

路上ライブについての話

 あいみょんさんが、自身にとってゆずさんは路上の先輩でもあると話していました。しかし北川さんは、あいみょんさんが路上はあまり好きでなかったことを知っていたらしく、本人に尋ねるとやはり嫌だったとのこと。「ゆずがそういうスタンダード作っちゃったから」と松任谷由美さん。これに対して北川さんは、路上ライブは憧れてやっていた人と、事務所にプロモーションの一環としてやらされた人がいることを説明しました。

 あいみょんさんはどちらかというと後者で、路上ライブで度胸をつけようという事情だったようです。今となってはやって良かったと思っているそうですが、「当時は、荷物も多いし、誰もこっち見いひんし。もう嫌と思ったこともありました。」と仰っていました。

昔、ラジオで『センチメンタル』のヒット祈願をした話

 真夜中の湘南の海。センチメンタルのヒット祈願のため、段ボールの船に乗せられてポセイドンに会いに行く、というラジオ企画があったそうです。段ボールでそのまま出向、もちろん沈む。暗い海の中、ギャーギャーしているのが放送されて、そのまま終わるらしいです。本人曰く「どうかしてる」。

その他、このラジオで分かること

  • この放送で、北川さんはChururiのTシャツを着ていた。
  • 北川さんは忌野清志郎さんと、頻繁にご飯を食べにいくほど仲が良かった。
  • 北川さんはラジオに対して、「色々なものに馴染めなくて疎外感を感じてしまった時、寄り添ってくれる気が」するらしい。
  • 岩沢さんにとって、10年以内前は「最近」。
  • 岩沢さんは、ラジオで聞きたい曲が流れてきた時、音量を上げる。
  • 岩沢さんは、ラジオも時計代わりにする。
  • 松任谷由実さんにとって、ゆずさんは「かわいい」。
  • ゆずさんは、あいみょんさんのことを「あいみょん」、松任谷由実さんのことを「ユーミン」、松任谷正隆さんのことを「松任谷さん」と呼んでいた。
  • ゆずさんは松任谷由実さんと正隆さんの還暦パーティーで、『栄光の架け橋』を歌っていた。

終わりに

 いかがでしたか。2024年7月15日に放送された、ニッポン放送開局70周年特別番組「笑顔にナーレ!ユーミン・ゆず・あいみょんの音楽とラジオ」から、ゆずさんについて分かった事をまとめてみました。実際にラジオを聴くと、話している時のテンションや雰囲気が伝わって来て更に面白いと思います。特に岩沢さんがあんなに前のめりに話をしている所を、私は本当に久しぶりに聴きました。

 ぜひ機会があれば、一度ラジオを聴いてみて下さいね。読んで下さって、ありがとうございました!

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